Challenge

地域のこと

長岡の夜空を彩る花火に思いを重ねて。岩塚製菓が応援する「長岡まつり大花火大会」

毎年8月2日・8月3日の2日間にわたり、新潟県長岡市にて開催される「長岡まつり大花火大会」。岩塚製菓は、オフィシャルパートナーとして「長岡まつり大花火大会」を応援しています。


「長岡まつり大花火大会」の開催にあたり、花火大会の歴史とこの大会を支える花火師さんに伺ったお話を紹介します。(※本記事は2022年に取材・掲載した内容をもとに、一部加筆・修正のうえ再掲載しています。)

復興と慰霊の思いから始まった、長岡の夏の風物詩

日本三大花火大会の一つ「長岡まつり大花火大会」。国内最大規模の花火大会として知られていますが、1945年8月1日に起きた長岡空襲からの復興と犠牲者の慰霊のために始まった、思いと歴史のある催しです。

例年8月2日と3日には、信濃川の河川敷に次々と花火が打ち上がり夜空を彩ります。2004年10月に発生した新潟県中越大震災以降は、震災からの復興を願い、全長約2kmにわたる「復興祈願花火フェニックス」も打ち上げられるようになりました。

長岡まつり大花火大会 – 復興祈願花火フェニックス

新潟に根付く、花火をあげる文化

花火大会には、地域の文化として大切にしてきた新潟の風土と、それを支える花火師たちの高い技術があります。

実は新潟県は花火が盛んな地域。神社のお祭りなどでも花火を打ち上げる習慣があり、地域の催しと花火は深く結びついてきました。さらに新潟では子どもの誕生祝いや結婚祝いのために、個人がお金を出してお祭りで花火を打ち上げることもあります。花火は特別な日を祝うものとして、暮らしのなかにも根付いているのです。

手作業で受け継がれる、日本の花火師の技術

そうした新潟の文化を支えているのが、花火師の技術です。

「長岡まつり大花火大会」で岩塚製菓がサポーターとして打ち上げている花火を製造する阿部煙火工業(新潟県加茂市)では、従業員がほぼ手作業で花火を作っています。現在、世界の花火の多くは中国で作られていますが、7号玉以上の大きな花火を作るには、日本の高度な技術が必要なのです。海外で大掛かりな花火が打ち上げられる際にも、日本の花火師が関わっている例は少なくありません。

阿部煙火工業が会社として設立されたのは昭和27年のこと。花火づくり自体はそれ以前から行われていたとされ、古い写真も残っています。正式な記録は多くありませんが、この地で受け継がれてきた花火づくりの技術と姿勢は、今も確かに続いています。

阿部煙火工業に飾られていた古い写真。当時からかなり大型の花火が作られていたことがわかる

花火ができるまで

花火が出来上がるまでの過程を特別に見せてもらいました。夜空に咲く大輪は、一つひとつ職人の皆さんの手で作られています。

まずは火薬となる原料を合わせて練り、火薬玉(星)をつくっていきます。1ミリ大きくするごとに乾かすことを繰り返すので、1日に1~2ミリしか大きくなりません。

できた星を紙の玉の中に詰めます。通常、外側の星には光に色を着ける成分が混ぜ込まれています。写真に写っているのは、錦冠菊(しだれ柳)なのでここには金色に光る金属が混ぜ込まれています。

紙の玉の外にクラフト紙を何枚も貼って強度をもたせます。花火玉の発射薬が持つエネルギーが凄まじいため、強度をもたせなくては打ち上がる前に爆発してしまうためです。

花火はこれにて完成。火気のない場所で出番を待ちます。

観客と地元の思いを受け止めて作る花火

以前、阿部煙火工業を取材した際、花火師の方は「自分の作品として何かを表現するというよりも、花火を見に来た人たちに楽しんでもらいたい」という思いで長岡で打ち上げる一つひとつの花火を作っていると話してくれました。一方で、競技会に出品する花火を手掛けるときには、自分の作品を作るという意識が強くなるといいます。どこで、どのように打ち上げる花火なのかによって、花火作りに向き合う気持ちは変わるようです。

色彩の進化が生み出す、超大型ワイドスターマインの美しさ

長い伝統を持つ「長岡まつり大花火大会」ですが、打ち上がる花火は時代とともに進化しています。かつて花火の色は、赤、青、黄、緑、紫の5色が中心でした。しかし近年は、ピンク、オレンジ、水色、レモンイエローなど、繊細な色彩を表現できるようになりました。昔は「失敗」と受け取られることもあった白っぽい色も、今では人気の色のひとつです。

なかでも「長岡まつり大花火大会」で岩塚製菓が8月2日に打ち上げている超大型ワイドスターマインは、グラデーションが美しく見える花火です。夜空に広がる色の変化は、花火技術の進化を感じさせる見どころのひとつといえるでしょう。

長岡まつり大花火大会 – 超大型ワイドスターマイン

圧倒的なスケールで夜空を彩る花火

「長岡まつり大花火大会」の大きな魅力は、圧倒的なスケールにあります。その規模は中規模の花火大会1回分に匹敵する量の花火が、1分間の花火で上がってしまうほど。直径は約280mに及ぶ尺玉が次々と打ち上がる花火大会は全国有数の規模だといえます。

岩塚製菓も、地元企業として長岡花火を応援

岩塚製菓は長年にわたりオフィシャルパートナーとして「長岡まつり大花火大会」を応援しています。前日の8月1日に行われる「平和祭」では社員が一丸となって大民踊流しに参加し、平和への祈りを込めて踊ります。

「平和祭」の様子

また、商品を通じても「長岡まつり大花火大会」を応援しています。サクッと軽くてとろける食感が人気のお米のスナック「ふわっと」は、毎年この時期になると長岡花火財団とタイアップした花火パッケージに衣替え。コラボ商品を通して、 長岡花火に込められた「慰霊・復興・平和」を祈るメッセージが、少しでも多くの方に届くことを願っています。

花火パッケージは、新潟県限定・期間限定で発売しています。長岡の夏を感じられるお土産としても、ぜひお楽しみください。商品の売上の一部は、「長岡まつり大花火大会」を主催する長岡花火財団に寄附しています。

長岡まつり大花火大会:https://nagaokamatsuri.com/