Challenge

#17【岩塚製菓の仲間を紹介】
工場から直送!おせんべい・おかきをお届けする、
新潟味のれん本舗

工場直送の通信販売専門の新潟味のれん本舗。ご自宅にいながらお求めやすい価格で美味しいおせんべいを購入することができ、ご自宅用はもちろん贈答用にも喜ばれる商品を展開しています。

ここでは新潟味のれん本舗の歴史やこだわり、人気のアイテムなどを紹介します。

新潟味のれん本舗:https://www.ajinoren.co.jp/shop/

お客様に直接おせんべい・おかきをお届けするために誕生

新潟味のれん本舗の設立は1985年。もともとは岩塚製菓営業部特販課という部署として始まりました。お客様への新しいアプローチ方法として、問屋や小売店を通さず直接販売することにしたのです。

今でこそ、直接販売といえばインターネットを使うことが一般的ですが、当時はまだインターネットの普及前。商品やサービスを知ってもらうためには、大金を投じた広告施策か人海戦術を用いるしかありませんでした。

そこで当時の社長は同窓会名簿を使って営業。旧友たちの家へ一軒一軒電話をかけ、「お中元やお歳暮に使ってください」と売り込みました。現代では信じられない営業方法ですが、商品の質が良かったためにこれが好評を博し、売上は堅調。1988年には岩塚製菓から独立し株式会社 新潟味のれん本舗となりました。

おせんべいを通信販売する企業はその後もしばらくはあまり現れず、新潟味のれん本舗は独立から5年で売上20億円を達成。その後も急成長を続けました。

お求めやすい価格でフレッシュなおせんべい・おかきを届けたい

新潟味のれん本舗が通信販売を始めた理由は、工場とお客さまとの間にお店を挟まないことで価格を抑え、出来たての商品をスピーディーにお届けするためです。国産米を100%使用し、丁寧に心を込めて作ったおせんべいを少しでも美味しく味わっていただきたい。通信販売はそのためには最適な手段でした。

ご注文は全国から。突出しているのは新潟県出身者からのご依頼

北は北海道から南は沖縄まで、新潟味のれん本舗の商品は、全国の皆様にご愛顧いただいています。けれど実はここには面白い特徴が。新潟県出身の方のご注文が突出して多いのです。かつて何かの縁で召し上がっていただいたことからお引き立ていただくようになったと考えられます。

また、これはもしかしたら、新潟味のれん本舗がおせんべいだけでなく地元の新潟県や長岡市の情報を積極的に発信している影響もあるかもしれません。

新潟味のれん本舗からのDMには、商品情報だけでなく長岡の花火やお祭りの情報、田植えの話などをご案内することもあります。また包装紙やパッケージには季節やローカルな空気感を感じられるデザインをあしらっており、見た目からも新潟の魅力を伝えられるように努めています。これらをご覧いただいて「懐かしい」「自分の故郷を知ってほしい」と考えた方がお引き立てくださっているのかもしれません。


長岡在住の作家さんが手掛けたパッケージデザイン。
美しいパッケージのおせんべいは、贈答用にもぴったりです。

人気はおせんべいの詰め合わせ

新潟味のれん本舗では、様々な味を楽しめる詰め合わせ商品が人気です。

最近とくに売れているのは、季節に応じてパッケージや内容が変わる「越後づくし」。2022年秋は「味のれん収穫彩」という商品で販売しています。花束のような華やかさがある「花のル・コリ」シリーズも好評。こちらも季節に応じた花のデザインが紙箱にあしらわれています。

単品では小袋一つで7種のあられが楽しめる「味手筥」が売上トップ。それから「田舎おかき醤油味」もよく売れています。実は「田舎おかき醤油味」は新潟味のれん本舗で開発した商品なんです。あまりに美味しかったので、岩塚製菓でも規格を変えて販売することにしたのです。

辛くても売れた「五十六カレーせんべい」

また、新潟味のれん本舗は独自のユニークな商品も手掛けています。最近目立ったヒットとなったのは「五十六カレーせんべい」。五十六とは、長岡出身の旧海軍連合艦隊司令長・山本五十六のことです。

ホテルニューオータニ長岡では、今ではご当地カレーとして愛されている「五十六カレー」を開発。こちらがとても美味しかったために許可を得てそのカレー味のおせんべいを作ることにしました。

新潟味のれん本舗の開発チームは試行錯誤を経て、美味しいカレーせんべいを生み出しましたが、試食したホテルニューオータニ長岡は当初発売をNGとしました。

「おせんべいとしての完成度は高いけれど、この辛さで五十六カレーを名乗らないでほしい」

五十六カレーは、若い将校に気合いを入れるために食べさせたという逸話をコンセプトにしているため、辛くなくてはならなかったのです。

誰にでも美味しく召し上がっていただくことを目指したおせんべいは味がマイルドになっており、五十六カレーとしては刺激が足りないということでした。

そこで開発チームは急いで商品を改定。年末からお正月にかけての繁忙期でしたが、再び試行錯誤を重ねて五十六カレーを名乗っても違和感のない辛さのあるカレーせんべいを生み出しました。

個性際立つ五十六カレーせんべいは、大好評を博しました。インターネット販売だけでなく、DMからの注文も相次ぎ、次々と売れていきました。

「五十六カレーせんべい」は、次回2023年1月頃に新潟味のれん本舗にて再度販売を予定しています。ぜひ一度お試しください。

新潟味のれん本舗は、今後も美味しくてオリジナリティのある商品を展開予定です。

地元新潟県や長岡市の文化に根付いたものを積極的に取り入れていき、ご自宅はもちろん、ちょっとしたギフトにもぴったりな商品を数多く展開し、お客様に喜んでいただくことを目指しています。

最大の成果はお客様に「ありがとう」をいただくこと。90%がリピーターという事実から商品の質には自信をもち、これからもより多くのお客様に求められるよう精進していきます。

新潟味のれん本舗https://www.ajinoren.co.jp/shop/